パソコンを終了させる時、通常使われる「シャットダウン」の他に「スリープモード」と「休止状態」があります。
しかし、この「スリープモード」と「休止状態」の違いが、よく分からないので調べてみました。
シャットダウン
- パソコンを終了させる時に使う。
- 電源が切れるので、コンセントを抜いても大丈夫。バッテリーも消耗しない。
基本的な終了方法です。
パソコンが一番電力を消費するのは「起動・終了」をするなので、こまめに電源を切ると節電にならない。
マイクロソフト公式で「90分以上使用しない場合をシャットダウンする目安にする」という情報があります。
スリープモード
- 作業中のデータやアプリケーションなどがメモリに保存される。
- データを保存するためにメモリは動いているので電力が供給されいる。
- 省電力モード。
- 電源は入っているので、コンセントを抜いてはいけない。バッテリーは消耗し続けている。
復帰させるには、
- マウスを動かす。
- どれでもいいのでキーボードのキーを押す。
復帰できない場合は、再起動させる必要があります。
電源ボタンを「数秒間長押し」して、強制終了させる。
2~3分待ってから、再び電源ボタンを押して再起動させる。
・スリープのメリット
使っていたアプリケーションなどがメモリに保存されているので、すべて終了させているシャットダウンよりも早く起動する。
短時間、席をはずしたり、作業を中断したい時にシャットダウンより節電できる。
・スリープのデメリット
たまに復帰しなかったり、周辺機器が動作しないこともある。
この場合、パソコンを強制終了させて再起動させたり、周辺機器を接続し直す必要がある。
メモリが動いていて電力が供給されているので、何らかの原因でパソコンが熱を持つ場合がある。
休止状態
- 作業中のデータやアプリケーションなどがHDDに保存される。
- 電源は切れているので、コンセントを抜いても大丈夫。バッテリーは消耗されない。
復帰させるには、スリープモードと同じく、
- マウスを動かす。
- どれでもいいのでキーボードのキーを押す。
復帰できない場合は、こちらもスリープモードと同じく、再起動させる必要があります。
電源ボタンを「数秒間長押し」して、強制終了させる。
2~3分待ってから、再び電源ボタンを押して再起動させる。
・休止状態のメリット
作業中のデータなどがHDDに保存されているので、シャットダウンした時より起動が早い。
スリープモードと違い、電源が切れているので熱を持つ事がない。電力も消費しない。
・休止状態のデメリット
起動はシャットダウンより早いが、スリープモードよりは遅い。
こちらもスリープモードと同じく、たまに復帰しなかったり、周辺機器が動作しないこともある。
この場合、パソコンを強制終了させて再起動させたり、周辺機器を接続し直す必要がある。
結論
「スリープモード・休止状態」は便利だと思うのですが、復帰しないトラブルを考えると、90分を目安に、シャットダウンが一番無難なのかなと思いました。
周辺機器を接続し直したり、不具合を調べ直したり、面倒なので。
最後まで、目を通して頂きありがとうございました。