そうめんを温めて食べる「にゅうめん」

にゅうめん

夏にそうめんは便利なので買いだめしてしまいます。

未開封のものはいいのですが、開封してしまったものは来年までおくのも……。
ジップロックや細長いタッパーで保存したりもしますが、残り少ないと使い切ってしまいたいという気持ちになります。

そこで、ふと思いました。
うどんとそうめんの材料はほとんど同じだったような?

うどんとそうめんの違い

調べてみると、うどんとそうめんは「小麦粉と塩で作られた麺」で、麺の太さの違いで呼び分けているだけでした。

・1.7mm以上を「うどん」
・1.3mm未満を「そうめん」

なら、うどんのように温かくしてもいけるんじゃないか、と。

割と画期的アイデアだと思ったんですが、調べてみるとそうめんを温かくして食べるという食べ方はメジャーなようでした。
奈良県の郷土料理で、全国で食べられているんだとか。知らなかった。

その名も「にゅうめん」。煮麺、入麺とも書くようです。

温かいそうめんだと、呼び方が変わるんですね。面白いです。

そうめんを温かくして食べる「にゅうめん」の作り方

茹でたそうめんを温かい出し汁やめんつゆで煮たり、かけたりする。以上。

簡単です。

ただポイントといえば
・普通に茹でたそうめんでもいいですが、煮込むなら、柔らかくなりすぎないように好みによって、その分やや短めの時間で茹でるたりする。麺の食感は好みで調整する。
・茹でて洗ったそうめんに、温めためんつゆなどをかけるなら、その分つゆがぬるくなる。

茹でてから煮込むか、乾麺のまま煮込むか

時短テクニックとして、そうめんを茹でずにそのまま出し汁に入れるというやり方がありました。
または、具材の入ったお湯にそのまま入れて最後にめんつゆなどを入れて味付けするやり方です。

時短という言葉に惹かれて、試してみたもののおいしくありませんでした。

塩気だけが強くて、味が感じられませんでした。こういうのをほやけた味というのかな、とはじめて思いました。

調べると、そうめんは割りと塩を使っているので、茹で汁にその塩分が溶け出すそうです。

そうめんの茹で汁を味見して見ましたが、茹でた後の雑味? みたいな味としょっぱさでおいしくなかったです。

そうめんは茹でたほうがいい、という結果になりました。