インクの出なくなったボールペンを書ける様にするには?

ボールペンとメモ帳

しばらく使ってなかったボールペンや使っているボールペンが突然、書けなくなった事はありませんか?

100円均一で見かける0.4ミリのボールペンが、書いた時の細さが便利でよく購入しています。
ただ、たまにインクが出なくなる事があるのが困りものです。

さて、インクが出なくなったボ-ルペンを復活させる事はできるのか?

ボールペンの復活方法(定番)

温める
・数秒お湯につける。
・ペン先をサッと軽く火であぶる。
 (火に当てる過ぎると、ペン先が破裂して危険なので、注意する)

遠心力を利用する
・ペン先を下にして、外れないように紐を巻きつけて、周囲に当たらない様に気をつけて回す。
・ペン先を下にして自転車の車輪のスポークスにくくりつけて、コンビニなどに買出しへ行く。

昔、ペン先ををあぶった時、クシャミをして手が止まってしまい「パンッ!」と破裂させてしまった事がありました。
火から外したつもりが外れていなかった……(怖)
失敗談です(汗)

とにかく温める、遠心力を利用する。
どちらも試しましたが、ボールペンが復活する事はありませんでした。

しかし、ある時「インクが出ないなら、押し出してやればいいんじゃない?」と思ってしまいました。

1・ティッシュとクリップを使ってインクを押し出す

邪道な方法ですが、力技でインクを押し出してみました。

用意するもの
 ・ハサミ
 ・ティッシュペーパー

1・ティッシュを細めに切ってこよりを作る。
2・こよりの先をインク芯の中に入れて、伸ばしたクリップの先で押し込む。

・ティッシュの白い部分が多く残っていると詰まる可能性が高い。
・詰まった場合、クリップで少しかき出す。

2・クリップが届かなくなってきたら

使っていると、当然ですがインクが減って、だんだんクリップが届かなってきます。
そんな時は、邪道な方法再びとなります。

要は「届くあたりまで芯を切ってしまうという方法」です。

用意するもの
 ・セロテープ

1・詰めたテュッシュ上あたりから、芯を切る。
2・クリップでインクを押し出す。

3・セロテープの接着面を二つ折りにして重ね、つまみを作る。
 ・芯の切った部分を合わせて、外れない様に二重三重くらい巻きつけて留めておく。

4・ボールペンの本体に戻して、終了。

 ・出なくなるたびに、外しては押し出して、テープで止めるという形になるので、取り外しできるように、セロテープにつまみを作っておく。

再び、インクが出なくなったら

1・セロテープのつまみ部分をつまんで、セロテープを解く。
2・インクがある方を外して、クリップで再びインクを押し出す。
3・テープにくっつけて巻いて、戻す。

と、繰り返していきます。

注意点

・インク芯が短くなってくると強く押しすぎた時、ペン先が外れてしまう事ので注意する。
 ペン先は、はまっているだけなので、インク芯に押し込めば元に戻る。

・テュッシュなどで、ペン先の辺りをつまんで固定しながら、適度な加減でインクを押し出す。

・ペン先が外れてしまうと、少しインクがこぼれてしまう事もある。
 下に新聞紙や広告など汚れてもいい紙などを敷いて置いてもいい。

インクが手についてしまった場合

余った日焼止めクリームやハンドクリーム、乳液などをインクの辺りになじませてから拭き取ったり、石鹸で洗ったりすると落ちやすい。

まとめ

私の場合、お湯につけたりといった定番の方法で、ボールペンが復活したことはありませんでした。

100円均一の細いポールペンが便利で購入していたのですが、使い始めて数日だというのにインクが出なくなったボールペンが数本。
ふと「押し出してやればイケるんじゃないか」と思いついた方法です。邪道?

ちょっと手が汚れる時があったり、ボールペンによってはすぐにインクがかすれてしまい、こまめに押し出すのが面倒だったりする時がありますが、書けなくなっていたボールペンを使い切れるようになりました。

試す方は自己責任でお願いします。

あ、こよりって「紙縒り」って書くんですね。漢字変換されてはじめて知りました。