ダラダラ流れる汗が減らせる?舞妓さんが使うというテクニック「半側発汗」とは、どんなもの?

汗・暑い

汗をかく季節になると、汗ジミとなって目立つワキ汗に悩む事も多いと思います。
あと、女性の場合は顔汗での化粧崩れでしょうか。いや、今は男性でもかな?

結局、男女関係なく流れる汗は悩みの種となります。

しかし、制汗剤を使いすぎるのもよくないと聞き、ほかに何かないかと調べて
みたところ、「半側発汗」という方法を知りました。

舞妓さんが汗で化粧が崩れるのを防ぐために使っているテクニックだそうです。

半則発汗(はんそくはっかん)とは?

  • 反射作用で、体の片側を圧迫すると「圧迫されている側の汗が減って
     →「反対側の汗が増える
  • 片側を圧迫すると「圧迫した側の発汗を抑えられる
     →「反対側の皮膚温が上がり、汗が増える」 
  • 皮膚圧反射。
  • 条件反射の一種。

例えば「右側を圧迫すると汗が減る」→「左側の皮膚温度が上がり、汗が増える」となる様です。

うーん、一応、汗が減るのはいいんですが、でも、反対側が増えてしまうのは……。
反対側はダラダラになるって事になるんですよね?

でも、個人差があるそうなので、ダラダラになる人もいれば、それほどでもない人もいるわけで……。
やってみないと、自分に合うか合わないかが分からないみたいですね。

半則発汗」のやり方

  • 着物や浴衣の帯、または晒で胸の上辺りをきつめに締める
    帯を胸の高い位置にして、圧迫することで胸から上の汗を抑えられる。
  • 着物の紐などで、乳輪の上辺りを強く圧迫する。
  • ワキの下を強く圧迫すると、上半身の汗が抑制される。
    強く押すほどに抑制効果が強くなるといわれている。
  • 女性の場合はブラジャーのアンダーの部分(バックベルト・背中側にまわる布地部分)をきつめにする。

紐などで「脇の下から胸の上辺りをぐるっと巻いて、きつめに縛れば」いい感じ?

女性の場合では、ブラジャーのアンダー部分を利用できるらしいです。
ここをきつめにするといいそうですが……うーん、きつめだと苦しいんですけどね。

要するに、胸辺りを締め付ける感じにすればいいのかな。

通販で半側発汗用の汗止め帯や汗止めベルトが販売されていますが、着物や浴衣の紐のような物や
100均などにあるゴム紐でも代用できるそうです。

半則発汗の注意点

  • きつく締め付け過ぎないようにする。
     息苦しくなったり、肌が赤くかぶれてしまう事がある。
  • 運動をしたり、外で行動する場合や気温が高い日は使用しない方がいい。
     通常は汗をかくことで、体内の熱を放出しているので、「半則発汗」で汗を抑えている状態だと、体の熱が発散されないため危険。
     体の熱がこもってしまう。
  • この方法は、汗を無理矢理止めている状態なので、長時間や毎日の使用は体によくない
  • 上半身の汗を抑えている分、下半身の汗が増える人もいるが、この辺りは個人差がある

半側発汗は汗を抑えて、体の熱の放出を妨げている状態なので、さすがに運動する時には使えないですよね。

しかし、長時間や毎日がダメって……舞妓さんとかが使っているテクニックじゃ? 着物で長時間締め付けて使用しているのでは?? 通勤の時、毎日使うのはダメなの??

あ、いや、「汗を止めている状態」が体によくないので、通勤時などに使っていても、涼しい建物の中に入ってしまえば、「汗をとめていない」から大丈夫なのかな?

きつく締め付けていて、苦しいのならトイレとかで緩めて、帰りにきつく締め直せばいいのかも。

まとめ

効果の程はというと、
「何となく減った様な気がする?」という、あるのかないのか微妙な人から、
「汗の量が何割か少なくなった」という、はっきりと効果があったという人もいるようです。

効果があるかないかは、結構、個人差があるようなので、要は使ってみないと、自分に効果があるか分からないみたいです。

私は、ゴム紐で脇の下を縛るのとブラのアンダーをきつめでやってみたんですけど、効果のほどはというと、微妙でした。
噴出す汗が「何となく、少な目かも?」という感じでした。