しばらく、月経になると「だるくて体が重く、眠気でふらふら」していました。
肩こりも酷くなっていたものの、デスクワークにはよくあることなので、単に疲れているのかと思っていました。
しかし、ある時、少し走っただけなのに「息切れ」が……。
少し思い当たる節があり、症状を調べてみると「貧血かも?」
試しに鉄剤や鉄分のサプリメントを飲んで見たところ、1~2週間ほど経つと息切れが楽になりました。
鉄剤を飲むと1~2週間ほどで改善するそうなので「一応、一部改善したということは、やっぱり貧血だった?」と思い、貧血について少しまとめてみました。
酸素を運ぶヘモグロビン不足による酸欠状態のこと。
●へモグロビンとは
・赤血球を構成する血色素
・鉄(ヘム)とたんぱく質(グロビン)が結びついたもの。
貧血かどうかは、血液中のヘモグロビン濃度(血色素量)で判断される。
男性は13.0g/dL以下、
女性は11.2g/dL以下で「貧血」といわれている。
貧血といえば、女性のイメージですが、男性でも「マラソンなど、足裏に衝撃を与えるスポーツ」をしていると、足裏への衝撃で赤血球が壊れてしまい貧血になってしまうことがあるそうです。
極普通にある症状が多いので、単なる疲労と思い貧血と気づかない人も多いそうです。
●主な症状として
疲れやすい、だるい、眠気、めまい、立ちくらみ、動悸や息切れ、吐き気、頭痛、肩こり
注意:ただし、個人差があり、人によっては、身体が慣れてしまい体調の悪さに気付かなかったり、酷い貧血状態でも症状が出ない人もいるそうです。
●一番知られているものとしては
・目の下を引っ張ってみて、下まぶたの裏が白っぽいと貧血気味。
・貧血気味になると「氷が食べたくなる」(氷食症)
●その他
・爪の中央がへこみスプーン状になる(スプーンネイル)、爪が欠けやすくなる
・抜け毛が増える
・肌が乾燥する、口角が切れる
注意:ただし、個人差があり、人によっては、身体が慣れてしまい体調の悪さに気付かなかったり、酷い貧血状態でも症状が出ない人もいるそうです。
私は「爪が少し欠けやすかったかも?」「唇が乾燥する」「抜け毛が(泣)」という感じでしょうか。
私が使用した鉄剤は「ファイチ(鉄分量:10mg)」です。(一番コスパがよかったので)
●鉄剤について
1~2週間で効果が出る。
1~3ヶ月でヘモグロビンが正常化。しかし、ここでやめてしまうとまた、すぐに減ってしまう。
6ヶ月~1年ほどは続ける必要がある
●1日の鉄分量
必要摂取量:男性10mg、女性18mg
●1日の鉄分の上限量
男性は18歳以上で50mg、女性は18歳以上で40mg
●注意・摂り過ぎた場合
便秘、吐き気、腹痛といった症状のほか、鉄が体内に貯まるとさまざまな症状が現れるそうです。
食事では早々過剰になることはないそうですが、鉄剤やサプリメントを使用する場合は気を付けた方がいいようです。
私の場合、鉄剤の10mgでは足りなかったのか、少し楽に立ったものの「少し」だったので、1日の上限量(男性:50mg、女性:40mg)を超えないように、鉄分のサプリメントを1~2回飲んでいました。
単純に「鉄分の補給・貧血の予防」という意味ならサプリメントでも大丈夫らしいです。
飲む前は下まぶたの裏は真っ白でしたが、4~5ヶ月ほど経つと、初めて見たくらいの赤色になりました。
一応、効果はあったのかと思っていますが、月経が来て鉄分が失われると、またガクン、とだるくなって調子が悪くなるので一進一退となっています。
●蛇足ですが
鉄分サプリメントの口コミを見ていたら、「貧血気味で飲んだのにサプリの効果を感じられない」という意見をちらほら見かけました。
私も最初の頃、鉄剤10mgだけだと効果が薄いような気がしたので、途中からサプリ5~18mg(商品によって鉄分の量が違う)を1~2回、上限を超えないようにして追加しました。
女性の半数は貧血気味と言われています。効果がないと感じた人も、もしかしたら、単純に鉄分の量が足りなくて、効果が弱すぎて感じられなかっただけかも、と自分の体験から思いました。
月経が来て、血液が失われてからの「だるさやめまい・立ちくらみなど」から多少貧血を疑ったことはありましたが、「生理中は体調不良にあることもあるし」「疲れてるから眠くてふらふらするのかな」という思いもあり、月経中の一時的な体調不良だと思っていました。
きっかけは、短い距離で息切れがしたので、改めて貧血の症状を調べてみて「やっぱり貧血の方?」と、強く疑いを持ちました。
鉄剤を飲んで、効果があったので確信できました。
この「息切れ」に気付かなかったら、単に疲れているだけと思ったままだったと思います。
今回は以上です。