暑さや熱中症対策で「氷嚢(アイスパック)や保冷剤」を肌に当てていると、しもやけや凍傷になる可能性もあるらしい

氷、シロクマ

暑さ対策に氷嚢(アイスパック)や保冷剤を使う人も多いと思います。

●氷嚢(ひょうのう)とは
 「アイスバッグ」や「アイシングバッグ」とも。
 氷や水を袋の中へ入れて、冷やす部分にあてる。

首や腕に当てるとヒンヤリして気持ちいいですよね。

体を冷やすには、どこを冷やしたらいいのか

基本の3ヶ所
 ・首の左右の前面
 ・脇の下
 ・足の付け根

ここに氷嚢や保冷剤などを当てて冷やす。

ほかにも
・手のひら、足裏
・手首、肘の内側、膝の裏側、こめかみなど

脈拍がとれるような皮膚の薄いところ

●効率的に冷やすには「脈を感じる部分」を冷やす。
 太い静脈が流れている場所。
 静脈血を冷やすと、体内に冷たい血液が循環する。

しかし、長時間当てていると「しもやけや凍傷」になる場合も?

暑い中、冷たいのが気持ちよくて、当てっぱなしにしてしまうそうですが、長時間当てたままにしていると、しもやけや凍傷の危険性があるそうです。

「しもやけや凍傷」にならないように。
 ・保冷剤にタオルを巻くなど、直接、肌に触れないようにする
 ・長時間、同じ場所に当てないようにする。

しもやけ
 ・赤~赤紫色に腫れる。
 ・強いかゆみやジンジンとした痛み。

冬の季節に冷えたり血行が悪くなると、1時間足らずでしもやけになってしまう事もあるので、氷嚢や保冷剤による冷やし過ぎで、しもやけになってしまう可能性は低くはなさそうです。

用心したいと思います。