朝起きたばかりだったり、何も飲んでいないのに、お腹が水分でタプタプしている事があります。
寝ていたから、何も飲んでいないので胃液なのでしょうが、何でこんなにお腹の中に溜まっているのか?
起きようと前かがみになると、腹部が圧迫されて逆流しそうになります。
●胃内停水(いないていすい)とは
・漢方医学用語
・胃に余分な水分がたまっている状態。
胃の中身がスムーズに腸の方へ送られていない。
胃の働きが悪い時にみられる。
・胃の中の水分を吸収できず、過剰な水分が溜まっている。
代謝機能が弱まって、水分がうまく排出されず溜まってしまう。
・胃液が多量にあって、排出が追いつかなくなっている事が多い。
私は胃液の排出が追いついていないみたいです。
あ、でも夏の水分補給で、お腹がタポタポになるのもコレかな?
●胃内停水の症状
・胃に水が溜まるような感覚
・みぞおちのあたりまで、チャポチャポと水がたまっている。
・胃部を叩くとチャポチャポと音がする
・水を飲んでいなくてもチャポチャポと音がする
・胃液の逆流でみぞおちがつかえる。
・朝、歯磨きでえずいてしまう。
・胃の中に、食べ物や胃液が残っている感じが続く。
・前かがみになった時に、みぞおち辺りにつっかえ感、違和感がある。
・布団に横になった時、胃液が逆流してくる。
個人的な感覚としては、水分が溜まった胃が「タプタプ、チャプチャプ」する感じだったのですが、調べていると、擬音語は「チャポチャポ」ばかりでした。
●「みぞおち」とは
・肋骨の下、上腹部の中央のくぼんだあたり。
・胸とへその間にある上腹部のくぼんだ部分。
●「みぞおちがつかえる」とは
・みぞおちや胃の辺りに、つかえた様な、詰まった感じがする状態。
・水分の摂り過ぎ。
・冷たい食べ物や飲み物の摂り過ぎ。
夏のお腹のタポタポは水分の摂り過ぎ?(-∀-`;)
・代謝を改善する。
・運動で汗をかく。
・入浴する時は、湯船につかり下半身から温める。
・血行不良にならないように体を温める。
・水分を一度に取るのではなく、こまめに摂る。
・カリウムを含む食品を摂る。
カリウム利尿作用があり、体内の余分な水分を出す。
(きゅうり、バナナ、アボカド、長芋、里芋、ほうれん草、ジャガイモ、とろろ昆布、鶏ささみ、豆製品など )
・消化の良いものを少量ずつ、数回に分けて食べる。
うどん、豆腐など。
私は、この「胃内停水」状態になった時には、胃に水分が溜まっている感覚があるので、普段通りに食べてしまうと、胃の中の水分が押し出されそうになるので、少しずつ食べてます。
・水分を摂り過ぎない。
・水分を一度に多く摂らない。こまめに飲む。
・胃腸を冷やさない(冷たい食べ物や飲み物の摂り過ぎに注意する)
・食べ過ぎ、飲み過ぎで胃に負担をかけないようにする。
・適度な運動。
・寝不足や疲れは消化機能を低下させるので休養をとる。
夏の、というか夏に限らず、水分はこまめに摂る。
分かってはいても、時々ゴクゴクッと飲んじゃうんですよねぇ(-∀-`;)
私が、朝起きた時とか、何も飲んだりしていない時はコレかな?
胃酸が多く出ている「胃酸過多」だと思っていたんですが、胃液? どう違うの?
●「胃液」とは?
・胃酸(胃液の主成分。強酸性:pH1~2。7が中性)
・胃粘液(ゼリー状。胃酸から胃の粘膜を守っている)
から構成されている。
厳密に言うと違うけど、胃酸が多くなっていると思ってもいい感じ?
●胃酸過多の症状は?どんな感じがするのか?
・胸やけ、胃もたれ、吐き気、むかつき、げっぷ
・呑酸(どんさん)
胃酸がこみ上げて来る感じがある。
喉にしみる感じがある。
口内が酸っぱい味がする。
呑酸って、はじめて知った……。
「こみ上げてくる感じ、しみる感じ、口の中が酸っぱい感じ」全部あった∑(゚д゚*)
●胃酸過多の原因
・暴飲暴食
・過度のストレス
・過労や睡眠不足
・アルコールやカフェイン、香辛料や柑橘類など、刺激がある物の過剰摂取
私は胃液がたまるというか、胃酸過多になるのは、時々で普段、胃薬をあまり使わないので、胃液でタプタプした時に胃薬を切らしている場合も多いです。
そのため、家にある「重曹」で胃薬の代用をしています。
割といい感じです。
●重曹(炭酸水素ナトリウム)は、胃薬として使用される。
・過剰な胃酸分泌を抑える。
・胃酸を中和して、むかつきや胸焼けなどを改善する。
●重曹を使った胃薬の効果
・胃酸過多や胸やけ、もたれ、げっぷ、はきけ
・胃部の不快感や膨満感
・胃重、胸つかえ、飲みすぎ、胃痛など
・1回1g、1日3回。
重曹水を作って飲む(弱アルカリ性)
・水:200~250ml
・重曹0.5g(小さじ1杯)
・1日3回。
・摂取目安は1日3gまで。
味は、美味しくはないです。独特です。
個人的感想ですが、大体30分くらいたった頃から、胃が楽になってきます。
※注意
・塩分が多いので治療を受けている人は、医師、薬剤師などに相談する。
・2週間程度服用しても症状がよくならない場合は、医師、薬剤師などに相談する。
・長期連用しない。