インフルエンザといえば、ニュースなどでよく聞く事くらいしか知らなかったので、改めて少し調べてみました。
・インフルエンザ (Influenza)
・インフルエンザウイルス感染による呼吸器系の疾患。
・インフルエンザは発症後、その多くは1週間ほどで症状 は回復する。
・インフルエンザウイルスには、A型、B型、C型の3つの型がある。
・このうち、A型とB型が大きな流行の原因となる。
・A型はウイルスの形を変化させて進化し続けるので、同じシーズンに複数回感染することもある。
・C型は、A型やB型に比べて症状・感染力ともに弱く、軽い風邪のような症状ですむ。
C型は、一度感染すると終生免疫がつくという特徴がある。
●一般的に見られるのは2タイプ
・インフルエンザA型(H1N1とH3N2)
高い危険性を持ち、変異しやすい。
常に変化して、毎年流行する型が変わる。
感染力が非常に強い。
広範囲に流行する。
・インフルエンザB型(Yamagata, Victoria)
感染しやすい。
A型と比べて症状や感染力が弱く、軽い風邪のような症状で済む。
A型ほどの重篤さはない。
●「インフルエンザ」の感染経路は?
・飛沫感染や空気感染
・インフルエンザは、咳、くしゃみ、鼻水などの飛沫を通じて容易に感染する。
・感染してから症状が現れるまでの期間は約1~2日間。
・38度以上の高熱、倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、喉の痛み、咳、鼻水など。
・風邪に似た症状。
・通常、1~2週間で改善する。
・速やかに医師の診察を受けることが大切。
・症状が重い場合、肺炎や脳症といった重い合併症を引き起こすことがある。
●インフルエンザの感染予防
・手洗い
・マスクの着用
・ワクチンの接種など。
●インフルエンザを早く治すには
・インフルエンザを重症化させないためにも、なるべく早く病院に行く。
・発症後48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬(タミフルやゾフルーザなど)を服用する。
・こまめな水分補給。
・消化の良い食事。
・部屋を加湿。
・十分な休養。
・インフルエンザに効く市販薬はない。
・市販薬では、熱を下げるなどの症状を緩和するしかできない。
・効果があるのは、医療機関で処方される抗インフルエンザ薬だけ。
※注意点
・解熱剤はアセトアミノフェン製剤を使う。
・それ以外のNSAID(非ステロイド性消炎鎮痛剤)を使用すると、インフルエンザ脳炎になるおそれがある。