蚊に刺された「かゆい!」だけど、かゆみ止めをどこに置いたか忘れたり、どこにしまったか思い出せなかったり、「使いたい時に手元にない」なんて事はあると思います。
そんな時、かゆみ止め以外に「かゆみを止める方法」はないのか調べてみました。
なぜ、蚊に刺されると「かゆく」なるのか?
・蚊の「唾液腺物質」に対するアレルギー反応。
・蚊の唾液がアレルギー反応の原因となり皮膚の炎症を起こす。
・「即時型反応」
刺された直後からかゆみや赤みの症状が出て、1~2時間ほどで治まる。
・「遅延型反応」
しばらく後に症状が出て数日かけて治る。
※ただし、個人差がある。
・掻きむしって傷になり、傷から雑菌が入って化膿してしまうこともある。
・かゆみは早めに鎮めた方がいい。
蚊に刺されたかゆみを抑える方法
・冷たい水で濡らしたタオル、氷や保冷剤をタオルに包んで当てる
・冷たい水やシャワーをかける。
・知覚神経の興奮が収まるため、かゆみが和らぐ。
・冷やすと血管が収縮して感覚が鈍くなるため、かゆみを感じにくくなる。
・42~43℃の熱めのお湯で温める。
・熱めのお湯で濡らしたタオルやレンジで加熱した蒸しタオルを当てる。
・ドライヤーで温める
・蚊の毒素は43度以上で不活化される。
・かゆくなるのは、蚊の持っている酵素によるもので「50度くらい」になると働きを失う。
必要な温度は「43度~50度くらい」と、熱めなのでヤケドしそうなのが難点です。
それを考えると、氷や冷やしてあった缶ジュースなどを当てて冷やす方がいいのかも?
ちなみに、温めると血行がよくなって、人によってはかゆみが強くなってしまう場合があるそうです。
・蚊に刺された場所を、石鹸で洗う。
同時に、水で洗い流す事で冷やされ、かゆみがやわらぐ。
・かゆみを引き起こす蚊の唾液は「酸性」なので、「アルカリ性」の石鹸で中和される。
・ワセリンを刺された場所に塗る。
・かゆみと炎症を抑え肌を保護する。
・引っかいて傷を作らないように予防する。
かゆみを抑える効果はありませんが、引っかいて傷を作らない予防になるみたいです。
・かゆみが強いかったり、腫れたりしている場合は、炎症が起きている可能性がある。
かゆみを抑えることができれば、何回も引っかいて、かきむしって傷を作らなくてすみます。
確実なのは、やはりかゆみ止めでしょうか。
ただ、どこかに置き忘れて、かゆみ止めが見当たらなかったりだとか、途中でなくなっってしまったなどの場合、こういう方法もあることを知っておくと便利かもしれません。