夏になると「ペットボトル症候群」という言葉をよく聞きます。
暑いと、ついペットボトルの清涼飲料水に手が伸びてしまうので、いったいなんだろうと思って調べてみました。
ペットボトル症候群とは
・医学的には「清涼飲料水ケトーシス」
ペットボトルの清涼飲料水には砂糖が多く含まれています。
糖分を多く含む炭酸飲料、スポーツドリンクなどを大量に飲み続けることによって起こる「急性糖尿病」だそうです。
のどの渇き、尿量が増える、だるい、疲れやすい、吐き気、腹痛などの症状。
ひどくなると、意識がもうろうとして、昏睡状態に陥ることもある。
どれぐらい飲むとペットボトル症候群になってしまうのか?
・10%程度の糖分を含む清涼飲料水を、少なくても1ヶ月以上、毎日1.5L以上飲んでいる場合。
・血糖値が高い状態が続くと、血糖値を下げるインシュリンの働きが一時的に悪くなったりする。
・インシュリンが足りなくなると糖をエネルギー源としてうまく利用できなくなる。
・それに代わるエネルギーとしてタンパク質や脂肪が分解されると、「ケトン体」という物質が増え、血液が酸性に傾いてしまう(これを「ケトーシス」という)。
・これらが原因となり、「ペットボトル症候群」となる。
予防と対策
ペットボトル症候群は糖尿病につながる危険があるそうです。
急激に血糖値が高くなると、
・のどが渇くので清涼飲料水を飲む。更に血糖値が上がり、尿量が増える。
・また、のどが乾くので清涼飲料水を飲む。
という悪循環に陥ります。
糖分の過剰摂取のために血糖値が上がると、それを薄めようとしてさらに水分を欲するため、のどが渇きます。
水分補給には糖分が含まれていない水やお茶がいいそうです。
終わりに
清涼飲料水はあくまで嗜好品で、水分補給には向いていないようです。美味しいんですけどね。
飲み過ぎないように気を付けたいです。