肩こりがひどいと「気持ちが悪くなったり、吐き気がするの」はどうしてなのか?

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肩こりがひどいと頭痛・吐き気、腕しびれなどの症状があらわれるといいます。

よく聞くのは肩こりで頭痛がするという話ですが、私の場合は気持ちが悪くなったり、吐き気がしたりするので、何故、肩こりで吐き気がするのか、調べてみました。

「肩こり」とは

肩こりの症状

●首筋から、肩や背中にかけて凝った、痛い、張っているなどの感じがする
 頭痛や吐き気を伴うことがある。

●肩の辺りに、こわばりや重さ、だるさがある。

肩こりとは、筋肉が緊張し血行が悪くなる状態
●筋肉が硬くなり血行が悪くなると、疲労物質が蓄積して神経を刺激するため、痛みを感じる

●肩こりが慢性化すると、痛みを感じる。
 さらに筋肉が緊張して血行が悪くなるという悪循環になる。

なぜ、肩こりで吐き気が起こるのか?

肩こりで「気持ち悪さや吐き気」が起こるのは、嘔吐中枢が関係している。

肩周りの血流が悪くなったり、血流不足、自律神経の乱れがあると、
「嘔吐中枢」が刺激されて、気持ち悪さや吐き気が起こる

●嘔吐中枢は脳幹内の延髄にある。
 刺激を受けると、気持ち悪さや吐き気が起こる。

嘔吐中枢が刺激されると「胃や腹筋の収縮が起こり」、胃の中身が押し上げられる。

吐き気がある場合、それだけ肩こりの症状が重い。

「肩こり」の原因は

肩こりの原因は「筋肉疲労」と「血行不良」

  • 前かがみや猫背などの良くない姿勢。
  • 長時間同じ姿勢のままだと、筋肉が硬くなり、血行が悪くなる
  • 眼精疲労、運動不足、ストレス、冷えなど。

「肩こり」を予防するには?

基本としては、同じ姿勢を長時間続けず、適度に肩や首回りを動かしたりやストレッチをする。

長時間、同じ姿勢を続けない。
 ・適度に肩や首を動かす。

全身を動かす運動をする。
 ・散歩やウォーキング、室内での屈伸運動など。
 ・筋肉を動かすと柔軟になる。
 ・運動をすると血行がよくなり肩こりの予防、緩和になる。

肩まわりの筋肉をつける。
 ・肩や首周りの筋トレ。

十分な睡眠。

栄養バランスのよい食事。
 ・「タンパク質」(肉、魚、卵、乳製品、大豆製品など)
   筋肉を作る。筋肉は、タンパク質を主成分としている。

 ・「ビタミンB群」(豚肉、鶏肉、サバ、マグロ、バナナ、納豆など)
   筋肉の疲労回復