重曹は「胃薬」としても使用できる?【胃もたれ・胸やけなど】

胃痛、胃もたれ、胸焼け

脂っこい物を食べた時、たまに胃が重かったり、ムカムカしたり、吐き気があったりと、胃もたれになってしまう事があるのですが、たまになので胃薬の買い置きがない事がよくありました。

しかし、便利な事に「重曹が胃薬代わり」になると聞きました。

そもそも「胃もたれ」とは、どんな感じ・状態なのか?

胃が重いというか、もたれている感じが「胃もたれ」だと、何となく思っていました。
こう……食べた物が胃にもたれかかっている感じで「胃もたれ」みたいな。

●胃もたれとは
・消化機能が低下して、胃の中に食べ物が長時間残っている状態。

・胃が重い、胃が張っている。
・むかつき、吐き気などの不快感がある。

食後2~3時間しても消化がうまくいかずに、食べ物が胃に長く留まることで起こる
・食事と食事の間や朝起きた時などになりやすい。

・食後の場合 :胃の働きが弱っていると考えられる。
 空腹時の場合:胃酸による刺激で胃の粘膜が荒れていると考えられる。

●「胃もたれ」の症状は? 「胃がもたれる」とはどんな感じ?
・胃が張っている、圧迫感、膨張感がある、つかえている感じがする。
・お腹が苦しい。
・消化不良を起こした感じがする。
・みぞおちが重苦しい。
・気持ちが悪い、吐き気がある。

●胃もたれの原因
・食べ過ぎ、飲み過ぎ
・脂っこいものを食べた、食べ過ぎた。
・加齢や運動不足によるぜん動運動の衰え
・ストレス
・胃酸の逆流

胃もたれを治す方法・予防法

●胃もたれを直すには
胃もたれの多くは時間が経てば解消されるが、早く治したい時は胃薬を使用する。
・消化の悪いものを食べたりした一過性の胃もたれは、食事を抜いて安静にしていれば治る。

●胃もたれを予防するには
・腹八分目。食べ過ぎない。
・よく噛む。 早食いをしない。
・脂っこいや刺激物を控える。

「胃もたれ」を解消するには?重曹の飲み方

●重曹(炭酸水素ナトリウム)の効果
 ・胃酸を中和して、胃もたれや胸やけ、むかつき、二日酔いなどを緩和。
 ・胃酸過多、胃部不快感、胃部膨満感、胃重、胸つかえ、げっぷ、飲みすぎ、胃痛などの胃腸の症状。
 ・吐き気(胃のむかつき、二日酔、悪酔のむかつき、嘔気、悪心)など

 ・尿酸の排泄を促進、全身のアルカリ性を高める効果。
 ・重曹は水に溶けるとアルカリ性になり、胃酸を中和する

ちなみに、胃薬には炭酸水素ナトリウム(重曹)が含まれているそうです。

●重曹水を作る
1・ 水:コップ1杯(約200cc)
  重曹:小さじ1杯(0.5g)

2・以上を溶かして飲む。
  30分くらい経つと、胃の不快感か和らいでいく。

●重曹水の飲み方
・1回1gを食前または食間に服用する。
 1日3~4回に分けて服用する。
1日3g(6杯程度)まで

個人的な感想としては、私の胃の不快感は解消されました。十分使えました。

しかし、しょっぱいです。
味にクセがあって飲みにくいですが、私は小さじ1杯くらいの砂糖を混ぜて飲んでいます。
こうすると飲みやすくなってくれます。

※注意
・塩分が多いため、治療を受けている人は、医師、薬剤師に相談する。

ついでに「胸焼け」とは? どんな感じなのか?

胃の辺りの不快感は、何となく「胃もたれ」だと思っていましたが、「胸焼け」は、どんな感じの事を言うのか、イマイチよく分かりませんでした。

●「胸焼け」とは、どんな感じ?
・みぞおちの周辺が焼けるような感じや、しみるような感じがする。
胃酸が逆流して食道の粘膜を刺激することで起こる

●胸やけの症状は人によって違う。
「胸が重苦しい」「胸がつかえる」「背中が張る」などと、言われる事もある。

●胸焼けの原因
・食べ過ぎ
・就寝前の食事
・喫煙、アルコール、脂肪
・チョコレート、炭酸飲料、柑橘類など
・肥満や前かがみの姿勢による腹圧の上昇
・加齢による筋力の低下
・ストレス

今回調べてみたら、「ああコレか」というのがありました。
胃酸が逆流した辺りに、しみたような感じがありました。この感じが「胸焼け」……!