のどが痛い時にのど飴を舐めていても、特に効果を感じた事がないので、本当にのど飴は効果があるのかと調べてみました。
●のど飴の有効成分
・気道と食道の分かれ道の手前にある「咽頭で吸収された成分」が、のどに働きかける。
・炎症を抑えたり、粘膜を保護したりして症状を和らげる。
成分や効き目などによって、分かれている。
1・医薬品
・医薬品として有効成分による効能や効果が認められている。
・のどの痛みなどの改善に効果が期待できる成分が含まれている。
・製造には国の承認が必要。
・販売には許可が必要。
・薬局やドラッグストアなどでのみ購入できる。
・市販薬と同じ扱いになる。
効果が高い分、副作用のリスクもあるため、服用には注意が必要。
2・医薬部外品
・医薬品に準じた有効成分が配合されている。
・有効成分による効果が認められている。
・症状改善よりも予防を目的として、医薬品に比べて効き目が穏やか。
・医薬品に比べて、効き目が穏やかで副作用が極めて少ない。
・製造には国の承認が必要。
・販売には許可がいらない。
コンビニやスーパーなどでも買うことができる。
効き目は限定的だが、手軽に購入できる。
・せきどめの効能を持つものはない。
・のどの痛みや腫れを抑えたり、口内を殺菌したりする効果を持つものが多い。
1・医薬品
治療目的。
治療や予防に使われる。
配合されている有効成分の効果が認められいる。
薬剤師などの資格者がいないと買うことができない。
2・医薬部外品
医薬品ではないが、医薬品に準ずるもの。
主に予防・衛生目的。
効果が期待できるという範囲
資格者なしでも取り扱うことができる。
スーパーやコンビニなどで売られていることもある。
・食品ののど飴はハチミツやハーブなど、のどに良いと言われている成分が含まれている事があるが、医薬品や医薬部外品のような効果はない。
単なるお菓子。
・ただのお菓子だが、飴を舐めると唾液腺が刺激される。
唾液が分泌されて口の中がうるおう。
乾燥対策になる。
・傷んだ喉の粘膜が保護されて、喉の痛みが和らぐ事がある。
ドラッグストアで売っているのど飴の様な効果はなくても、コーヒーのカフェインや緑茶のカテキンみたいに「少しは何らかのいい効果があるかも?」くらいは思っていたんですが、全くないようです。
ただのお菓子だったか……。
・のどの痛みの原因が喉の乾燥や声の出し過ぎなどである場合に、
のど飴による症状の軽減が期待できる事がある。
しかし、原因によっては、のどの痛みが楽になる場合もあるそうなので、いろいろな種類の商品があるわけだなと思いました。
改善したい時は「医薬品」
予防したい時は「医薬部外品」
乾燥対策は「食品」