市販のシャンプーは洗浄力が強いので、汚れが落ちてスッキリしますが、反面皮脂を落としすぎて、頭皮が乾燥して痒くなったり、フケが出たりなんてことがあります。
皮脂には、肌の保湿・保護作用があり、肌を守ってくれる大事な存在ですが、皮脂が多すぎても少なすぎても肌のトラブルになります。
シャンプーで皮脂を落としすぎると、頭皮を保護するために皮脂をより多く分泌しようとします。
すると、過剰に分泌された皮脂でさらに頭皮がベタついてしまいます。
そして、このベタつきを洗い流すために、またシャンプーで皮脂を落としすぎてしまうという繰り返しになってしまうのです。
そこで皮脂を落とすぎないようにお酢を薄めて髪を洗うという方法があります。
お酢の効果
お酢には殺菌・消臭・炎症を抑える効果があります。
また、頭皮を弱酸性に戻し、かゆみや乾燥からも守ってくれます。
乾燥によって生まれるかゆみやフケも改善されます。
酢にはアミノ酸が含まれており、キューティクルを補修してくれるので、ついでに切れ毛や枝毛にも効果があります。
お酢シャンプーのやり方
- 洗面器
- お湯
- お酢:大さじ1~2
一般的な安めの穀物酢であれば、コスパがいいと思います。
- 髪をよくブラッシングして、髪の絡まりを取り、ある程度の汚れとほこりを落とす。
- お湯でしっかりと頭皮を洗う(お湯で洗うだけで、汚れと皮脂の多くは落ちるそうです)
- 洗面器にお湯を入れお酢を混ぜる(多くは洗面器:八分目の量のお湯に、お酢:大さじ1ですが、この辺りは使いながら使い心地やお好みで調節をしてください)
- 頭皮をマッサージするようにしながら、お酢シャンプーを頭皮にかけていく(取っ手のあるコップとか、お酢シャンプーを頭皮にかけやすいものを使うといいと思います。もしくは、洗面器にうまい具合につけて頭皮と髪を洗ってください)
- しっかりとすすぐ。
- タオルドライをして水分を拭き取り、ドライヤーをかける。
生乾きは、雑菌の繁殖する原因になるので、ドライヤーで乾かします。
お酢にはリンス効果もあるのでこれだけで終了です。時短でもあると思います。
気になる人は市販のリンスを使っても大丈夫です。
お酢のニオイはわずかですが
使う際に薄めているのでお酢のニオイは多少はしますが、乾かしてしまえば残らない程度です。
しかし、ニオイに対しての感覚は個人差が大きいので、気になる人は気になるようです。
その場合はお酢シャンプーにアロマオイルを混ぜたり、「りんご酢」などにすると、かなり気にならなくなるそうです。