「ユニバーサルデザイン」って、どういうもの?

点字ブロック

よく「ユニバーサルデザインが~」というのを聞きますが、具体t期にはどういうも尾なのか、イマイチよく分かりませんでした。

何となく、「多くの人に見やすい・使いやすいデザイン」みたいな感じで認識していました。

「ユニバーサルデザイン」とは、何?

ユニバーサルデザイン( universal design・UD )とは
年齢・性別・国籍や状況などの違いにかかわらず、誰でも利用しやすい事を目指したデザイン

「ユニバーサルデザインの具体的な例」は?

・ピクトグラム
・シャンプー、リンスボトルの突起
・多目的トイレ
・ノンステップバス
・点字ブロック
・段差のない出入り口
・センサー式の蛇口
・自動ドア

ユニバーサルデザインの具体例の中に、「ノンステップバスや段差のない出入り口」がありました。これってバリアフリーだと思っていました。
自動ドアもユニバーサルだったんだ!?((゚Д゚)))驚

「ユニバーサルデザインとバリアフリー」は、似ているけど違うものだとは思っていましたが、具体的にはどう違うのか?

「ユニバーサルデザインとバリアフリー」の違いとは?

やっぱり多くの人にも、この二つは混同されているようですが、はっきりと違いがあるようです。

  • ユニバーサルデザイン
    ・年齢、性別、国籍、障害などにかかわらず、人々が利用しやすいデザイン。
  • バリアフリー
    ・障害のある人が、バリア(段差などの障壁)から、フリー(開放)にするデザイン。
    ・障害者や高齢者など、特定の人ためのもの。

違いは「対象となる人」みたいです。

・「ユニバーサル」障害のある人や高齢者以外の人にも、使いやすくされたもの。
・「バリアフリー」障害のある人や高齢者に使いやすくされたもの。

ユニバーサルが「汎用型」
バリアフリーが「特化型」

  • ユニバーサルデザインは「最初から
     最初から、使いやすく作られる。
  • バリアフリーは「後から
     使いにくい場合に後から、その使いにくい障壁(段差などのバリア)を取り除く。

あ、なるほど。最初から後からの違いだそうです。
だから、最初から作られている「ノンステップバスなど」は、ユニバーサルデザインとなるようです。
私としては、こっちの言い方が分かりやすいかも?

「ユニバーサルデザイン」のデメリット

年齢・性別にかかわらず、いろいろな人に利用しやすいようにする反面、使いずらくなってしまう事や「特定の人向けの特化型」に比べて機能などが劣ってしまう事がある。

うーん、まあ、仕方がない事ですが、すべての人に使いやすいデザインというのは難しいようです。